
今回のキュベレイ制作では、表面処理にスジボリ堂のマジックヤスリを使用してみました。
赤色が360番相当、青色が600番相当、黄色が800番相当です。
使ってみた感想ですが、
切削力とタミヤのフィニッシングペーパーよりも優れているような気がします。
ガシガシ削れるうえ、目もぜんぜん詰まりません。
研磨剤も特殊な素材に練りこんであるそうなので、ペーパー自体もすごく長持ちしそうです。
ただ、
マジックテープの厚みがすごく気になります。
ヤスリの接地面がふわっとしている感じです。
接地面がソフトになっていますので、多少のR面にも馴染むのですが、そのかわりビシッとした面出しには向いてません。
あと、、
決定的に残念なのは、ヤスリペーパー固定用のマジックテープが本体より数mmずつ小さいサイズになっているためヤスリペーパーの四隅が少し浮いた状態になってしまいますので、直角部分の入隅などは削ることができないという点です。
スジボリ堂のマジックヤスリ、HIQPARTSのリタックスティック、タイラー2号機、自作プラパンヤスリ、
それぞれ得意・不得意があるので、うまく使い分けていけば問題なしです。
ヤスリ系の道具もだいぶ揃ってきました。(^O^)

完成時に丸出しになる腕の関節部分のポリパーツは、腕の合わせ目消しの処理を優先させるため事前にマスキングテープでポリパーツを養生してしまうという方法にしました。
その他の案としては、
ポリパーツの後ハメ加工も考えましたが、ポリパーツをC字に加工すると強度的に腕が上がらないキュベレイになってしまいそうでしたのでやめました。
あとは、
ポリパーツを一回り小さいサイズまで削って、プラパンで制作した関節カバーを被せるという方法も考えましたが、現段階の私の技術力では、完成できるイメージが湧かなかったのでやめました。

ヒケは、ラッカーパテをさっと盛って修正します。

合わせ目消しの処理の続きです。
奥がボンドをぶにゅっとはみ出させて乾燥させた状態で、手前が仕上げた状態です。
ハミ出たボンドをモデリングナイフであらっと削ってからヤスリで仕上げます。
コツは、『ナイフは寸止め、ヤスリで仕上げ』です。
この部分は、太もものパーツと膝の関節パーツが一体化になっていますので、塗り分け時に境界がはっきりするようにスジボリを入れておきます。
posted by ずぼっく at 09:41
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過去の制作日記>第05作目 HGUCキュベレイ
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